青森生まれが好きな北東北の鍋。
さて、今日は北東北の鍋をご紹介。
せんべい汁、しょっつる鍋、ジャッパ汁といろいろありますが、そのなかで大好きな鍋はこれ。
「きりたんぽ鍋」、これにつきます。
西日本に引っ越してから、とんとご無沙汰だった、このお鍋。
自作のレシピを見つけたのをキッカケに、冬になると度々つくります。
キリタンポは手づくりに限る。
おうちでのキリタンポつくりは非常にカンタン。
- 炊いたごはんを、粒が半分残るくらいにまでつぶす
- つぶしたごはんを、塩水で濡らした手で、棒状のものに巻き付ける(割り箸などでOK)
- 魚焼きグリルで焼く。
かかしちゃいけない野菜たち。
「ごぼう、セリ、舞茸」。
この3つを忘れると、非常に残念な味になります(苦笑
ごぼうはささがきにして、舞茸とともに、醤油・お酒・お砂糖であじつけをした鳥ガラスープで煮ます。
鶏ガラだけではでないやさしい甘みが、スープに奥深さを与えてくれる。
野菜たちが煮えたら、鶏肉などの具を投入。
最後にセリを加えたら出来上がり。
お鍋にアクセントを加える、セリの香りがたまらない。
キリタンポは食べる直前に食べる量だけ、これ大事。
最初から全てのキリタンポをいれてはいけません。
食べられる量のキリタンポをいれましょう。
キリタンポはとても繊細ではかないものです。
その儚さが、キリタンポのおいしさ。
よく、「キリタンポ鍋でおいしいのを食べたことがない」と聞くのですが、
たいていその場合、最初にキリタンポを大漁投入し、ぐちゃぐちゃ状態になってしまうといったものが多い印象。
というわけで、キリタンポ鍋を是非おうちでで作ってみてください。
おいしい鳥スープさえできたら、わりとカンタンにつくれます。
鶏ガラが手に入らない場合は、手羽元や手羽先、鳥ぶつ切りでも代用可能です。
手軽に鳥だしを楽しめるので、そちらの方もオススメ。
以上、鍋Advent Calendar 12/24分記事をお送りしました。