つい先日、9月12日(土)に開催された、CSS Nite LP7「IAスペシャル」に参加してきました。
最近、Web業界で特に取り上げられることの多いIA(インフォメーションアーキテクチャ)。
それらの第一人者である方々と、Web業界をリードする方々によって、セッションは行われました。

長谷川敦士(コンセント)
坂本貴史(ネットイヤーグループ)
佐藤伸哉(ソニー)
林 千晶(ロフトワーク)
長谷川恭久(could)
小久保浩大郎(iA)

そんな今回のLP7は、5時間超の長丁場でしたが、全く時間の長さを感じさず濃い内容のものでした。
既にレポートをあげられている方々が多数いますので、具体的なセッション内容等は割愛します。

■IAをまとめ伝えた長谷川氏・坂本氏・佐藤氏。
坂本氏を除いて、お二人のセッションなどは、別のセミナーで聞いたことがあったのだけど、IAの基礎から実践に至るまで、短時間で概要を纏め上げ伝えた3氏の時間は、非常に濃くすごせました。
坂本氏から出題された課題をやっていたら、もっと理解度が深まったのかもしれない。反省。

■PMにおけるIAの役割の大切さを伝えた、林氏。
「一軒家からビル建築へ」
このコトバが、現在のWeb制作の姿を現しているなと思いました。
その中におけるIAの役割は、PMを行う上でも欠かせなモノだ、と。
PMの立場から見るIAを端的に纏め上げてたと思いました。
何度聞いても、常に変わらぬ満足感。
AOMORIにもゼヒきていただきたいです。
案件の大きさに関わらず、プロジェクト管理は欠かせない仕事だし、何より、プレゼンが非常に聞きやすい。
そのため、誰からの共感も得やすいと思うのです。

■実装におけるIAの役割?もう少し突っ込んで聞きたかった。
プレゼンシートの作りは、かわいらしいなぁ、と。
が、マークアップにおける見出し要素の役割、を話したところでタイムオーバー。
あれ?もう少し実践例まで聞きたかったのに?と若干物足りない感がしました。
ただ、お話自体は聞きやすかったです。
次回聞く機会があったら、もう一度聞いてみたい。

■エンターティナー、ヤスヒサさん。
正直、ヤスヒサさんのセッションが一番楽しみでした。
久々に聞くこともあったので、IAというテーマをどんな風に纏め上げてくるのかと。

身近な情報を、Webの中に生かすために、内容を端的に表現し伝えていくこと。
それが、Web制作者にとってIAに取り組んでいく上で、身近なIAへと続く道となる。
つまりはそういうこと、だと思いました。

判りにくい文章、わかりにくいグラフィック表現だと、情報を的確に伝えることはできない。
同じものを見ても、感じ方は10人10色。
状況や環境によって、「普通」という感覚は違うのだから。

グラフィック表現を誤差なく行うこと。それがデザイナーの仕事であり、役割だと思う。
そして、その力をつけるためにBlogなどで身近なインプット・アウトプットを続けていく。
Webデザイナーとして、身近にできるIAの一歩はそこにあるのだと感じました。

それはそうと。
これだけのプレゼンを行う上で、どのくらい練習しし、どれだけの調べ物をしてるのかとつくづく思います。
ヤスヒサさんのプレゼンほど、飽きずに聞けるものはないですね。

最後に、思ったことなど。

■IAには、大きく分けて2通り。
ひとつは、Webサイト全体の情報設計を行う、スペシャリストとしてのIA。
そしてもうひとつは、各職能において発揮される、職能的IA。

■結論。IAは奥が深い。そして尊いお仕事。
IAはIAとしての職能があるし、奥が深く、半日で吸収できるほど甘くはない。
しかし、IAの仕事は「Webを使うもの」に対し、愛で満ちているな、と実感できました。

■そして、これから。
今まで生かしてきた「職能としてのIA」を強化していく。
大規模サイトなどの経験は、即座に手に入るものではないし、時間もかかる。
故に、まずは、小さなことからこつこつと。