ふりかえってみる

しいて言えば。
webに興味が無く、絵を描くことにしか魅力を見出せなかった、ハタチの頃の自分。
「きみはそれに向かないよ、違う道にシフトチェンジしたほうがいいんじゃないかな?」
そう言いはなたれたとき、悔しさとやるせなさ、ふがいなさでいっぱいだった。
その頃の自分は、デザインという仕事が本当にしたいのか、どんなデザインをしたいのかを見失っていたところがあった。
故、その発言は少し複雑で、方向転換をしてみようかと思い立った。
建築土木分野のCAD業務への就職を決めたのは、そういう経緯から。
デザインへの熱意が本物であったなら、きっとまた自分は行動を起こすであろうという、賭けの部分も若干あった。

はじめて触れるWindowsや、CADソフト。
Macとデザイン系ソフトしかあつかったことのなかった自分にとって、スベテが新鮮で、やりがいがあった。
建築という分野は興味があったし、設計をイチから勉強し資格を得たいとも思った。
何より建築は、スベテを緻密に計算して創らないといけない。
ヒトの命、生活を支えるためのものだから。
あのまま、続けていても良かったかなと思うときも時々ある。

そんな自分がwebに興味を見出したのは、とあるサイトの存在が大きかった。
イラストサイトを立ち上げて、少し経った頃。
お仕事を頂くことも若干あって、きちんとしたサイトを創ろうと思い立った。
デザインの勉強のためにと、ひたすらwebを観まくっていた中に、そのサイトはあった。
あのサイトが無かったら、今の自分は無かったと思う。

今こうして、Webデザイナとして働けてるってことは、自分にとっても少し意外で。
あの頃に思い描いてたユメがやっと始まった、という感じ。
なので、もっと頑張らなければ、進んでいかなくてはと。
Mr.childeren「終わり無き旅」を聴くたびにそう思うのです。